実録・アメリカ超能力部隊書名 : 実録・アメリカ超能力部隊 著者 : ジョン・ロンスン 出版社: 文春文庫 2007.5.10 第1刷 306ページ ¥660 感想 : タイトルほど、面白くはない。なぜなら、翻訳文章のせいもあるかもしれないけれど、記述の仕方、非日本語的、非日本文化的。読み辛い。 ベトナム戦争で負けたから、「地球に優しい軍隊」を作ろうとした。そこに、時々TV登場する超能力者たちも関わってくるのだけれど、中にはかなりおかしくなってしまった?人たちもいたみたいだし。 実話という意味では信じがたいことが多い。軍事に超能力を使うという発想も、日本ではありえない柔軟さではあるのだけれど。 アブグレイブ刑務所の裏話やCIAがかつてしたLSDの実験の話。 気になった文章 : アメリカは根本的に自分が正しいと考えたかっているんだ。 われわれのやっていることは根本的に正しくて、われわれは自由世界に対して押しも押されもせぬ責任を負っているとね。こうした論点の一部ややっかいなものだ。なぜなら、もしアメリカが実際に暗い側面を持っていたら、自身のアメリカ観がくつがえされるおそれがあるからね。 ジャンル別一覧
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